学校のPTA役員について

PTAとは?

PTAは、**Parent(保護者)・Teacher(教員)・Association(協会)**の略称です。子どもたちの健やかな成長のために、保護者と教職員が協力し合ってさまざまな活動を行っています。PTAは、役員と委員の2つに分けられます。

役員の種類

  1. PTA会長: PTAの最高責任者であり、PTA全体をまとめ運営する役割を担います。学校行事に参加したり、協議や交渉を行ったりします。
  2. PTA副会長: 会長をサポートし、会長不在時に代行を務める役割です。PTA活動の円滑な運営に努めます。
  3. 書記: 会議や活動の記録、文書作成、資料管理などの事務作業が主な役割です。
  4. 会計: 会計業務全般を担うのが会計です。会費の徴収から管理までを行い、PTA活動の支出を管理します。
  5. 会計監査: 会計業務を監査し、適正な処理が行われていることを確認する役割です。

委員の種類

  1. 学級委員: 各学級の保護者代表として、学級活動や子どもたちの生活に関するさまざまな活動をサポートします。
  2. 広報委員: PTA広報誌の作成が主な役割です。情報を保護者や地域住民にPRします。
  3. 健康(保健)委員: 子どもたちの健康に関する問題について、学校と協力して活動します。
  4. 校外委員: 地域と連携したPTA活動の企画・運営を行います。
  5. 文化委員: 子どもたちの文化的な活動に関する企画・運営を行います。

PTA活動のメリット・デメリット

メリット

  • 学校の様子を直接目にする機会: PTA活動を通じて、学校の授業や行事に参加し、先生や他の保護者と交流できます。
  • 多くの知り合いをつくる機会: 学年やクラスを超えて交流でき、地域の情報交換や助け合いができます。

デメリット

  • 仕事量と時間の調整: 家事や仕事との両立にストレスを感じることがあるかもしれません。
  • 人間関係のストレス: 意見の違いや対立が発生することもあります。

最終的に、PTA活動は個人の自由意思に委ねられています。1

学校のPTA役員に関する調査結果

調査概要

  • 調査対象:保護者200人
  • 調査方法:インターネットアンケート
  • 調査期間:2024年3月

調査結果

1. PTA役員になった経験

  • 役員になったことがある:49%
  • 役員になったことがない:51%

2. 役員になった方法

  • 立候補:19.5%
  • くじ引き等:14%
  • その他(推薦等):15.5%

3. PTA役員に対するイメージ

  • 負担が大きい:42%
  • やりがいがある:28%
  • 時代のニーズに合っていない:18%
  • その他:12%

4. PTA活動への参加意識

  • 積極的に参加したい:22%
  • 状況に応じて参加したい:56%
  • どうしても参加できない:22%

5. PTA活動の改善点

  • 負担軽減:58%
  • 活動内容の見直し:32%
  • 参加方法の多様化:28%
  • その他:12%

6. PTA活動の必要性

  • 必要:62%
  • 不必要:38%

ソース

  • 株式会社しんげん「学校のPTA役員についてどう思う?保護者200人に調査!3位「時代にあっていない」2位「外部委託するべき」1位は?」 https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/135215
  • BIGLOBEニュース「学校のPTA役員についてどう思いますか? 保護者200人に調査!3位「時代にあっていない」2位「外部委託するべき」1位は?」 https://news.biglobe.ne.jp/
  • 東洋経済オンライン「保護者と教員1200人調査でわかった「PTAは必要?」の超本音 肯定派が半数超えでも、改革は急務なワケ」 https://toyokeizai.net/
  • PR TIMES「PTAに関する意識調査アンケート レポート|志免中学校PTA」 https://note.com/shime_jhs_pta